你好(リーホ:台湾語でこんにちはの意味)!
私が派遣されている豊原高校では、第二外国語としての日本語の授業は高校1年生だけが受けています。
全クラスではなくて、15クラスある中で6クラスだけです。
そして、その授業は週に1度、木曜日だけです。
また、私はその第二外国語の授業時間以外にも火曜日と金曜日のお昼時間を利用して、生徒との交流を行っています。
この機会は、図書館の主任が設けてくださいました。
この交流に参加する生徒は、日本のアニメ等の文化や日本語学習に興味を持っている生徒たちです。
第二外国語の日本語授業を受けていない生徒のほうが多いです。
生徒たちの言語面での日本語に対する理解には差があり、最初はどのようにお昼の時間を利用すればいいかと、とても悩みました。
けれども、生徒たちが自らの意志で来ているということに意味があると私は思います。
生徒たちに純粋に楽しんでほしいですし、日本語や日本文化に対する興味や小さな発見があれば、そして広義での日本が彼らにとって身近なものになれば嬉しいなという思いで毎回お昼の時間を過ごしています。
火曜日は基本的に言語に関わることを、そして金曜日は日本文化に関わることを紹介しています。
今まで行ったものの例です。
・自己紹介、挨拶
・数字の学習
・一週間を覚えよう
・五十音並び替えゲーム
・五十音ビンゴ
・ひらがな神経衰弱
・ゆるキャラを作ってみよう
・家紋を作ってみよう
・けん玉チャレンジ
お昼の時間は30分ほどしかないのですが、少し早めに来て私とお喋りをしたり、自分の描いた絵を見せてくれたり、自身がハマっている日本のアニメや歌を紹介してくれたりと各々に形の異なるコミュニケーションを図ろうとする彼らの姿勢が私に頑張ろうと思える元気と勇気を与えてくれます。
残り時間が少なくなってきましたが、楽しむ気持ちを忘れずに生徒とたくさんの発見ができればなと思います。