ジョホール州の学校が集まって行われる日本語フェスティバルがありました。
様々な種目がある中、私の学校の生徒はソーラン節、書道、ミス浴衣、朗読、マンガに参加しました。
一番初めに練習を始めたのは書道です。
休みの日にわざわざ登校するというので、そのやる気がとても嬉しかったのですが……。
道具がまだ揃っていなかったので、筆だけ持参するようにお願いしました。
当日、持ってきた筆は絵画用の筆。細い!
書道の知識が全くのゼロということを私の頭に置かなかったことに反省しました。
しかし、知識がゼロな分、伸び代があり、どんどん吸収して驚くほど上達しました。
浴衣も、もちろん初挑戦です。
初めは自分たちで着付けすることを即答で断られましたが、最終的には自分たちで着られるようになりました。
お化粧はどうするか尋ねると「顔を真っ白に塗るんでしょ?」と。
よく聞くと、歌舞伎の女形のことでした。「やりませんよ。」と伝えると少し安心した様子。
また一人の生徒は、扇子や巾着ではつまらないので寿司を手に持ちたいと提案。
書道のときもそうですが、「知らない」というのは時に自由でとても面白いと感じました。
ミス浴衣の二人はぎりぎりまで拘り、前日に一緒に買い物に行ったのもいい思い出です。
アクセサリーを探してあれこれ相談する姿は、女の子だなあと微笑ましくなりました。
当日は屋台も出て、楽しい雰囲気に溢れていました。
同期のNP(日本語パートナーズ)とも再会しました。少し会えただけでも元気をもらえます。
パフォーマンスは各校とても素晴らしかったです。
結果発表では賞を取れなかったとしても、自分の学校が一番だと思う親ばかのような感情を抱いていましたが、みごとミス浴衣と朗読で賞を受賞!
頑張っていた姿を見てきたので、私も大変嬉しい結果となりました。