毎月様々な学校行事が行われますが、私の派遣校では特に4月は「2年生・4年生合同キャンプ」 「卒業式」「スポーツデイ(体育祭)」と毎週行事が続きました。
2年生・4年生合同キャンプの様子。 後ろ向きに倒れて水に浮く練習です。
スポーツデイ(体育祭)の様子。赤・青・緑・黄色の4チーム対抗戦です。先生たちも玉運び競争を頑張りました。
カウンターパート(以下CP)の先生から「4月17日から19日はチェスクラブの大会のためいません」と連絡がありました。
赴任してからずっと、授業はCPと一緒だったので、「先生がいない!?」「ひとりで大丈夫かな……」と聞いた直後は不安になりました。
でもこれまで教科書中心の授業で文化紹介をする時間がなかなかとれなかったので、「チャンス!」だと思い、何をしようかあれこれ考えていたら楽しくなってきました。 CPも「文化紹介をしていいですよ」と言ってくださったので、定番の折り紙と書道をすることにしました。
先生不在の1日目は1年生2クラスと2年生1クラスです。 ドキドキしながら教室に入ると、生徒たちの「あれ?! ひとり?!」という表情。 生徒たちに日本語で今日はCPがいない事を伝え、「折り紙をします」「“ドラえもん”を折ります」と言うと生徒たちのうれしそうな表情と歓声。折り紙を楽しみにしていてくれたのだなと思い、私の緊張も少しほぐれました。
ドラえもんはマレーシアでもテレビで放送されているので、生徒たちにもなじみのあるキャラクターです。
授業中はあちらこちらから「先生これでいい?」と普段よりもたくさん質問をしてくれました。
2年生と1年生の授業。ドラえもんの他に兜やさくらを折りました。
色とりどり、個性的でかわいいドラえもんがたくさんできました!これらは日本語教室に展示しています。
先生不在の2日目は2年生1クラス、3日目は3年生1クラスです。事前に生徒に新聞紙を持って来るように依頼をしておきました。生徒たちにとっては初めての書道。少しだけ練習して、あとは生徒に好きな言葉を書いてもらいました。生徒たちに人気の言葉は「あいしてる」です。
3年生の書道の様子。みんな真剣に取り組んでくれました。
こうして私のドキドキの文化紹介は無事に終了しました。