タイと聞いて、「タイと言えば、シーサケート県だよね!」という人は、おそらくいないでしょう。私自身も赴任する直前まで、これからどんな生活が待っているのか、楽しみとドキドキが混ざり合った気持ちで一杯でしたが、気がつけばそんなシーサケートでの生活も1ヶ月が経とうとしています。
先日、夕ご飯を買いに立ち寄った屋台のご主人に、私が日本語パートナーズとして学校に赴任しているということを、見事に当てられて心底びっくりしました。それが、驚くことにこの1ヶ月だけで2回も起こったのです。私の派遣されているシーサケートウィッタヤライ学校は、日本語パートナーズの派遣が今回で3回目であるため、この事業がもう地域の人に知られているのですね。
タイの学校は、毎朝朝礼で始まります。とても暑い中、校庭に全校生徒が大集合します。日本の学校にはあまり無い文化ですね。また、タイでは宗教の信仰が深いのですが、それが校内を歩いているだけで感じられます。
こちらも、日本の学校には馴染みのない景色ですね。タイの学生や先生は、このような場所の前を通るとき、必ず手を合わせます。また、タイには仏教という科目があり、学生は学校の授業の中で仏教について学ぶのだそうです。
そしてなんと言っても学食が安い! ご飯類、麺類、水、飲み物、パン、デザートまで様々なものを売っている上に、主食でさえ1品約25バーツ(85円ほど)と激安なのです。
まだ来たばかりで、料理の頼み方さえ自信のない私でしたが、親切で優しい日本語クラスの生徒や先生方が様々な面でたくさんサポートしてくれます。私を暖かく迎え入れてくれた生徒、先生方に、授業や文化活動を通してたくさん貢献していきたいと思っています!