どーも、加藤翔真(通称:まっは)です!
5月17日に、学校創立62周年記念式典が行われました。
日本の学校だったら学校創立記念日をどう過ごしますか?
私のイメージでは「創立記念日=みんな大好き休校日」でした。
しかし、ここでは教職員全員フォーマルな伝統衣装に身を包み、62人ものお坊様をお招きし、盛大に62周年を祝いました。
お坊様をそんなに大勢招待して何をするの? と思っていたら、教員・生徒全員が校庭の道路脇に並び、お菓子・飲み物・食べ物・日用品を、回り歩くお坊様の鉢へどんどん入れ始めました。
そう、これはタンブンです。
これが終わると、次は生徒全員が講堂に集められ、お坊様からありがたいお説教を受けました。
そう、これもタンブンです。
捕まった生き物を逃がしてあげることも、お寺に行ってお祈りすることも、貧しい人に施しを与えることも、出家することも、全部タンブンらしいです。
タンブンとはつまり「善行を行う・徳を積む」ことだそうです。
タイの国民の多くは仏教徒です。
そこでは、徳をたくさん積むことで、自分も自分の家族も幸せになれると考えられています。
また、積んだ徳は現在だけでなく、自分の後世にも良い影響を与えると信じられています。
そのこともあって、タイの人々はよくお寺に行きます。
みなさんもタイのお寺に行った時は、写真撮影だけでなくタンブンも忘れずに。
それでは。