5月18日、派遣先のナコーンラーチャシーマ(通称:コラート)に到着し、新しい生活がスタートしました。海外へ行った経験はあるものの、最長でも2~3週間ほど。約1年に及ぶ長期滞在、そして海外での一人暮らしということで不安を抱いての赴任でしたが、派遣先に着くなりそんな不安はどこかへ行ってしまいました!
到着したその日に、派遣先のパクトンチャイプラチャーニラミット校へ行き、先生方に簡単な挨拶をした後、一緒に食事に行きました。タイ語が話せない私に対し、ジェスチャーを交えながら話しかけ、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれました。「辛いから気をつけて」といった気遣いもしてくださり、無事辛い食べ物を回避することができました。イサーン地方(東北部)はタイの中でも味付けが辛く、何も考えず注文してしまうと大変なことに……。「マイサイプリック(唐辛子入れないで)、マイペット(辛くしないで)」この言葉が欠かせません。
学校では毎朝校門に立ち、あいさつ活動を行っています。「おはようございます!」と言うと、恥ずかしそうにしながらもあいさつを返してくれるのがとても嬉しいです。
お昼は時間のある生徒が昼食に誘ってくれます。「何を食べますか?」「辛い物は食べることができますか?」など、色々と気遣ってくれます。
約10カ月の生活ですが、1人でも多く「日本語楽しい」「日本に行ってみたい」という気持ちになってもらえるよう、自分自身も楽しみながら過ごしたいと思います。