みなさん、こんにちは! Selamat tengah hari! 你好!
今回は、6月に行った、日本文化紹介「だるまづくり」について書きます。
折り紙や和紙を使って、だるまづくりをしました。
オリジナルのだるまなので、だるまの色は好きな色を選んでもらい、だるまのお腹に書かれている文字も「福」だけではなく、好きな文字を書いてもらいました。
中華系の生徒は、すでにたくさんの漢字を知っているので、各自で自由に好きな漢字を書いてもらいました。「好」と書いている生徒が何人かおり、中国語では「Good(よい)」という意味だが、日本語では「Like(すき)」という意味になるという違いを確認することもできました。
マレー系の生徒には、だるまにどんな願い事をこめたいかを聞き、一人ずつ漢字を教えました。中には、「アニメが好きだから“オタク”」と書きたいという生徒もいて、思わず笑ってしまいました。「宅」という漢字を教えると、何度も練習し、きれいにだるまのお腹に書いていました。 みんな黙々とだるまを作っていて、完成しただるまをうれしそうに持って帰ってくれたのでうれしかったです。
また、CP(カウンターパート)の先生自身も自分のだるまを作って、楽しんでくれたようなので、よかったです。
そして、それをとても気に入ってくださり、CPの先生が通っているお寺の小学生にもだるまづくりの紹介をすることになりました。元気なこどもたちが多く、「だるまの顔がきれいに作れなくても、ちゃんと願い事はかなうの?」、「この漢字は日本語でなんと読むの?」など、たくさんの質問をしてくれました。
赴任校だけでなく、地域の人にも何かを伝えることができ、本当にうれしかったです。