私の派遣先プルリス州で有名なマンゴーの品種「ハルマニス」について前回投稿させて頂きました。今回はそのハルマニスの話の行方についてお伝えしたいと思います。
前回は家の裏にあるパパイヤの木をマンゴーの木と間違えていましたが、次こそ発見しました!! なんと、マンゴーの木は私の家の裏ではなく、家の目の前にありました!!!!
入居初日にこの木を見た時、新聞紙はお祓いか何かのためかと思い込み、怖い木だなと思っていましたが、ハルマニスを守るためと分かり納得しました。そして何事も外見で判断してはいけないと改めて思いました。
ハルマニスについていろいろな方に尋ねていると、学校の敷地内や道端にもハルマニスの木があるということが分かりました。
現地では高級品扱いされているハルマニスですが、プルリスにいるといろいろな場所でハルマニスを頂く機会があります。生徒が「先生! これ、家でとれたハルマニス!」と言って職員室まで持ってきてくれたり、家の近くの屋台で初めて会った方や、学校の先生、食堂の方からも頂きました。
プルリスに住む方にとってハルマニスは絶対に食べてもらいたい誇りある食べもののように感じます。
肝心のハルマニスの味はというと、香りが良く甘いという意味の名前の通り、香り豊かですっごく甘いです。ハルマニスから砂糖が作れるのではないかと考えてしまうほど甘いです。そして包丁で切ったときにすぐハルマニスだと分かるほど、他のマンゴーよりももっちりとしています。
学校の先生が「ハルマニスを食べると他のマンゴーが食べれない」とおしゃっていましたが、その理由がとてもよく分かりました。ハルマニスを食べた後、他のマンゴーを買いに行っても、もう少しもっちり、もう少し甘い品種はないかと無意識のうちにハルマニスに近い味を探していました。それほど魅力のあるハルマニス、ぜひプルリスに食べに来て下さい。
絶対に後悔はさせません。