みなさん、こんにちは! Selamat Hari Raya!! (ハリラヤおめでとうございます!!)
今回は、ラマダンとハリラヤについて書きます!
今、マレーシアでは、1か月間のハリラヤのお祝い中です!
1か月間のラマダン(断食月)が終わると、待ちに待ったお祝いの日がやってきます。それが、ハリラヤです。ラマダン明けの数日間は、多くの人が新調した服装で、親戚やご近所さんのお家へ挨拶に出かけたり、モスクへお祈りに行ったりします。まるで、日本のお正月のようです。
ラマダン中は、イスラム教徒は、日の出から日没まで飲食をしません。日没間際になると、レストランはほぼ満席になってしまいます。日没のアザーンが聞こえると、みんな一斉に食事をします。また、ラマダン限定の夜市(Pasar Ramadan)もあり、市場は多くの人でにぎわいます。毎日の断食明け(Buka puasa)を楽しみにしながら、ハリラヤまでのラマダンを過ごしているようでした。
そして、私自身も待ちに待ったハリラヤの日がやってきました!今年は、6月14日の日没までがラマダンでした。私は、断食月終了日から数日間、学校の先生(サラ先生)のご実家にお邪魔し、ハリラヤの過ごし方を経験させていただきました。
サラ先生は6人兄弟で、結婚されて子供のいるご兄弟も多いので、先生のご実家は大人数でいつもにぎやかでした。また、Open house(ハリラヤ中に家を開放し、料理をお客さんにふるまいます)にも一緒に連れて行ってもらい、とても楽しいハリラヤを過ごすことができました。
また、最終日にはサラ先生が町を案内してくれました。先生のご実家はクランタン州にあり、中華系マレーシア人はほとんどおらず、人口の95%がマレー系だそうです。私の任地ジョホール州とは雰囲気が全く違い、面白い経験になりました。
先生は、ハリラヤ前に学校を退職し引っ越してしまったので、任期中にはもう会うことはできないかもしれませんが、たくさんのことを教えていただき本当に感謝しています。