どーも、加藤翔真(通称:まっは)です!
「タイの3大祭り」と言われるのが、タイ全土で行われる「ロイカトン(灯籠流し)」、スリン県の「象祭り」、そしてここ、ウボンラーチャターニー県の「ろうそく祭り」です。
精巧をきわめたろうそくの彫刻、美しいパレードを見るために、毎年国内外から大勢の人がウボンに集まります。
ろうそく祭りは毎年、7月末のカオパンサー(入安居)の日に行われます。
カオパンサーとは、仏教僧が3ヶ月間寺院に籠り修行をする最初の日を意味します。
このお祭りの歴史は100年以上前に遡るそうです。
昔から修行に入る僧侶のために、人々は日用品やろうそくを捧げてきました。
そしていつしか、献上するろうそくの美しさを競うようになり、このお祭りが始まりました。
ろうそくの彫刻は2種類あります。
(1)大きなろうそくを削って作るもの
(2)薄いろうそくから何種類もの形を削り出し土台に貼っていくもの
これらの彫刻はお寺で作られます。
制作にあたっては、かなりの時間と労力を要するため住民の協力が欠かせません。
私自身もお祭りの2週間ほど前に、市内のお寺へお手伝いに行きました。
集中力と手先の器用さが求められるとても細かい作業でした。
私は1時間ほどしかお手伝いできませんでしたが、近所の方々は毎日長時間作業していると聞いて頭が上がりませんでした。
このように1人1人の協力から立派なろうそくの山車が作られていました。
また、ろうそくもさることながら、パレードもこのお祭の大きな見所となっています。
ウボン県内の多くの学校が昼か夜いずれかのパレードに参加します。
幸運なことに、私も派遣校のパレードに参加する機会を頂くことができました。
このお化粧もそうですが、たくさんの観客、カメラ、スポットライトの中、学校の名前を掲げて歩かせて頂けたことは、一生に一度の素敵な経験となりました。
ウボンのろうそく祭りへ、皆様もぜひお越しください。