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材料:感謝の気持ち

任期も終わりが見えてきました。
ここで、同期の藤田沙織さんとそれぞれの赴任校で、感謝を込めて炊き込みご飯を振舞うことに。
対象者は全校生徒と先生!
目に見えた人手不足ですが、まずは沙織さんの学校にて実施。そちらでの様子は沙織さんの記事をご覧ください。


沙織さん(左)の学校にて。

さて、私の学校でやるのは2回目なので若干心の余裕が生まれた私たち。それでも油断大敵です。
慣れない道具と、膨大な食材と、限られた時間。炊飯器を開ける瞬間はどきどきでした。


320本のカニカマ。

一気に5Kg(33合)を炊く、失敗は許されない不安。無事に炊けて安堵の笑顔。

右上の紙はポスターの縮小版。私たちの似顔絵とお別れのメッセージを入れました。

途中からは助っ人が来てくれました。
皆でせかせかしながらも、楽しく準備し、いざ配膳。果たして生徒たちは来てくれるのだろうかと不安だったけれど、杞憂でした。おかわりをしてくれた生徒も多数いて、用意していた500の容器は全て終了! また、列に並びながら「ありがとう」の練習をしている生徒もちらほら……微笑ましかったです。


たくさん手伝ってくれた3人。本当に助かりました。

ずらり。たくさんの生徒が並んでくれました。

日本語選択の生徒たちと。お別れが寂しいです。

先生たちにも。この日は校長先生(左から2番目の男性)の誕生日でもあったのでお祝いの言葉も添えて。

終わりました!

自室に戻るとドアの下からメッセージが入れられていました。他の生徒や先生からもお礼の言葉を頂けて、大変だったけど、やって本当に良かったです。

私がマレーシアに来る前から決めていたことが「感謝の気持ちを忘れない」ということ。置かれている環境、日本語を学んでくれていること、そして関わってくれた全ての人に対して……そういった気持ちを今回カタチにすることができて本当に良かったです。

また、日本語パートナーズの横の繋がりにも感謝しています。異なったバックグラウンドを持った人たちが日本語パートナーズとして出会い、場所は違えど助け合って活動してきました。こうして沙織さんと活動できたことは、かけがえのない経験です。
ここで培った経験と絆は今後に繋がるものと信じて、そろそろ帰国の準備に入ります。

Writer
マレーシア ジョホール州
木村 舞さん

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