10月に入り、タイも涼しい日が増えてきました。今回はタイの料理について紹介したいと思います。そして今回のキーワードは「砂糖」です!!
みなさん、タイの料理というとどんな味を思い浮かべるでしょうか。私はタイに来る前、タイ料理というと「辛い」イメージがほとんどでした。そして実際にタイに来てからそのイメージは確信に変わりました(笑)。6月の記事でもご紹介しましたが、イサーン(タイの東北地方の呼び方)料理はタイの中でも味つけが辛く、派遣当初は「ペット マイ?(辛いですか?)」とごはんを食べに行くたびに聞いていました。週に3~4回は行くお気に入りのお店では、何も言わなくても辛さ控えめにしてくれるようになりました(笑)。
ただ、人間はすごいです。慣れます。8月頃になってから、辛さ控えめの料理では「あれ? 辛さが足りない……」と感じるようになりました。料理の辛さにお腹が悲鳴を上げていた頃が嘘のようです。
それ以来、辛さが足りないと思ったときは、自分で唐辛子を足すようになりました。
タイでは、上記写真の調味料がほとんどのお店で用意されています。辛さが欲しいときには唐辛子を入れたり、疲れを感じるときは酢を入れたりします。ただ、これまで砂糖だけは入れませんでした……9月末、とある日本語パートナーズから「砂糖を入れることでタイ料理は劇的に美味しくなる」という言葉を頂くまでは……。半信半疑で入れてみると、驚きました。まるで欠けていたピースが埋まったかのようでした。「まろやかになる」とでも言いましょうか。決して甘くなるわけではなく、味に深みが出ました。
その土地にはその土地の食べ物・食べ方があります。馴染みのない無い食べ方だと敬遠するのではなく、挑戦してみるのも面白いかもしれません。
お店によって用意されている調味料には多少の違いがあります。