台湾に来て約1か月経ち、桃園市での生活にもだんだん慣れてきました。この1か月で感じたこと思ったことなど近況をお伝えします。
私の学校は桃園市立壽山高校といいます。全学生数は約2000人で、卒業生は台湾大学にも合格する名門校です。1年生と2年生には日本語特訓クラスがあり、日本語検定N5そしてN4(N3)を取得することを目標に学生は熱心に勉強しています。日本・アメリカなどの姉妹校をもち(日本語クラスにはフランス交換留学生もいます)、国際化の進んだ学校で、生徒はみんな明るく元気です。日本語の先生は4名で、皆さんとても流暢に日本語を話します。
校舎は新しく、教室にはマイクロフォン、パソコン、プロジェクターが常備され、授業はとてもやりやすいです。とても素晴らしい学習環境です。
9月末に教師の日のセレモニーがありました。教師の日は、孔子の誕生日にちなみ教師に敬意と感謝を表す日と定められています。2000人の生徒が集まる中で先生たちは壇上に登ります。そして最初にすることは、生徒たちが献じるお茶を先生たちが飲むことでした。お茶が豊富で美味しい台湾ならではのセレモニーですね。私も美味しく頂きました。
私のアパートは壽山高校から歩いて10分のところにあります。アパートの窓からは桃園市の市街地が良く見えます。今は雨が少なく空気がきれいで、とても住みやすいところです。
大都市の台北まではバスと電車で1時間ほどなので、週末には時々買い物に行きます。台湾名物マンゴーかき氷も食べました。日本では食べる機会が少なくなったかき氷を、台湾でとても美味しく頂きました。
これからも、積極的に生徒たち先生たちと交流し、日本と台湾の相互理解・相互信頼を深めることに少しでも貢献したいと思っています。