みなさん、こんにちは!
任国での活動を終え、先日無事に帰国いたしました。
最後に私が8か月間生活したジョホール州ムアー(Muar)について紹介します。
ジョホール州ムアーは、地球の歩き方などのメジャーガイドブックには掲載されないくらいの小さな町ですが、スルタン(州の王様)の愛する町でもあり、実は歴史が深く、たくさんの見どころがあります! クアラルンプール、ジョホールバルからそれぞれバスで3時間、マラッカからはバスで1時間で行くことができるので、交通アクセスもそれほど悪くありません。
ムアーは、かつて貿易町として栄えた歴史があります。ムアーにはマラッカ海峡へと続く、川幅の大きな川があり、その川がかつて貿易航路として大きな役割を持っていました。ムアーという町の名前の由来は、マレー語の「Muara=河口」が最も有力であるとされています。
そしてムアー川沿いには、大通りが5つあり、町の中心部となっています。そこには1900年代当時のままの建築物が立ち並び、中華系のレストランが多くあります。
朝からチキンライスやチャーシュー、お粥のお店がオープンしていて多くの人でにぎわっています。
飲食店は中華系のお店が多いですが、マレー系のお店もいくつかあります。他の地域では見られない光景だそうですが、ムアーの人々は朝からサテーを食べます。ムアーの人々は、朝からチキンライスやチャーシュー、サテーを食べ、肉食な方々が多いのかもしれません(笑)。
マレー系、中華系などの民族を問わず、誰にでも人気でいつも多くの人でにぎわっているムアー発祥のコピティアム(カフェ)もあります。中はコーヒー雑貨やマレーシアの凧が展示されていておしゃれです。おみやげに様々な種類のコーヒーも買うことができます。
その他、ヒンドゥー系の寺院や教会もこのエリアにあり、ムアーは、小さな町ながら多民族国家に住んでいることが十分に感じられることができる町です。
是非ムアーへ訪れてみてください!