みなさん、マトェーヤーラ チャーバービー!(お久しぶりです!)
日本語パートナーズ ミャンマー4期の井上空です。
今回はゴールデンロックとしても知られるチャイティーヨーパゴダでの出来事を綴りたいと思います。
山の麓から大きなトラックの荷台に乗り込み、そこから山頂のパゴダを目指して山道を駆け上がります。
山頂に到着してからもしばらく道なりが続き、お土産や食料品などの出店が立ち並びます。私たちが歩いていると、男の子たちが駆け寄って来て、竹でできたメガネを勧めてきました。買わない代わりに、軽い気持ちでその時手にしていたスナック菓子をあげると、なんと日本語で「ありがとう!」の言葉と竹メガネのプレゼントをもらいました。私も驚いてミャンマー語で「すごい! 日本語話せるの?」と聞くと、今度は少し照れながらの「こんにちは~」が返って来ました。
そして彼らがパゴダまで案内をしてくれると言うので、一緒に回ってもらうことに。
他にもナッ神というミャンマーの土着信仰の信仰場所を案内してくれたりもしました。
彼らのお陰で充実したとても楽しい旅だったのですが、旅の中で一番印象深かったのは、彼らの暮らしについてでした。
学校に行っていないこと、靴を持っていないこと、昼食時にお昼ご飯をご馳走すると涙目になって手を付けられないでいたこと。
もちろんこのような暮らしもあるということは知っていましたが、良くしてくれた彼らがそうだと思うと、他人事とは思えなくなってしまいました。
このような心を打たれる出来事に出会えたのも、ミャンマーの言葉が少しできるようになったからかもしれません。改めて言葉の大切さを実感すると同時に、今私にできることは何かな、とも改めて考えさせられました。ほんの一面ですが、ミャンマーの教育に携わることができている今の環境に感謝して、私にできることを精一杯していきたいな、と思いました。