私が派遣されている学校は、別名「Green School」といわれており、校内には緑がたくさんあり、環境保全に力をいれているようです。
インドネシアは1年中夏の気温で、私が派遣されているパスルアンという町も年中暑いのですが、緑いっぱいの中庭を歩くときは、少しだけ涼しく感じます。
さて、今回はこのGreen Schoolで行われた、この学校ならではのイベントを紹介したいと思います。
イベントの名前は『SSP~Saareh sobung polusi~』です。インドネシア語だと『Sehari tanpa polusi』で、直訳すると『汚染のない一日』という意味です。
当日学校に到着すると、手伝いにきてくれていた日本語パートナーズ(NP)と私に渡されたのは「アイラブパスルアン」のTシャツでした。高校では先生用の制服を頂けたり、イベントがあるときはお揃いの服をくださったり……と、私たちNPをただのゲストではなく、学校の仲間だ! と言ってもらえているみたいで、嬉しいです。
まず最初のイベントは、学校がある村の中を、環境キャンペーンも兼ねて生徒が仮装をして歩きます。歌いながら元気に歩いている生徒と、それを見ようと集まっている村人たちが印象的でした。
学校から徒歩約1時間の湖まで、生徒たちは歩きます。(私たちは途中車で移動……!)
学校へ戻ってきてからは、「リサイクルファッションショーロンバ」が行われました。新聞紙やお菓子の袋、葉っぱなどを使ってインドネシアの伝統衣裳を作っていました。
日々授業がぎっしりある中で、いつ準備をしていたのだろう? と私は不思議に思いました。先生に尋ねると、「放課後にしていたよ! でも、昨日の夜泊まり込みで2時ぐらいまでしてた生徒もいるかな」とのことでした。
インドネシアの学校の先生たちも生徒も、いつも本当に元気です。「日本人は働きすぎ」とよくインドネシア人に言われましたが、私は社会人を経験してからインドネシアに来て、思いました。「それはお互い様だよ……」と。次の日は休みだったので、ゆっくり休んでくれていたらいいなと思います。今回もとても楽しい経験をありがとうございました!