こんにちは! 台湾3期の今村です。
今回は11月11日に学校の創立記念日で行われた運動会の様子をお伝えします。日本の運動会との違いという視点でまとめました。
(1)雰囲気を盛り上げる装飾
学校の正門前には運動会数日前から各クラスが作成した看板が掲示され、運動会の雰囲気を盛り上げていました。また縦割のクラス単位でかっこいい横断幕があり、これがまた雰囲気を盛り上げます。ちなみに台東女子高校は1組、2組、3組ではなく、1組→甲班、2組→乙班、3組→丙班…以下、丁戊己庚辛美と続きます。漢字のクラス名で横断幕のかっこよさが2割増(このクラス名の順番と発音を覚えるのにかなり苦戦…)。
(2)運動会の予選
10月下旬から午後、運動会の予選があり、リレーや綱引きが行われました。本選に出れるかどうかが決まる予選なので選手も応援する生徒も本気です。
(3)運動会前のパレード
運動会当日は8:30~。競技は何から始まるかと思いきや、予想外のパレードからスタート。同窓会、先生(私はこのグループに参加)、生徒1クラスずつが校庭を歩き、観客と朝礼台の上にいる校長先生に向かってパフォーマンスをします。生徒の衣装、パフォーマンスはかなり本格的。朝から夕方まで授業がある生徒たちは早朝に学校へ行ってみんなで練習するそうです。生徒たちの努力の甲斐があり見ごたえがありました。
(4)頑張る仲間への熱い声援
選手への声援は日本の運動会を上回る盛り上がり。女子高ならではの黄色い声援も響きます。また競技を終えた生徒たちを観覧している生徒がみんなでアーチを作って温かく迎える姿は心温まる光景でした。
最後は共通点を1つ。
運動会最後の競技は日本と同じくリレー。縦割クラス1チームで30人が走りました。リレーは中国語で「接力(ジエリー)」。30人がゴールを目指して力を接ぐ(つなぐ)姿は本当にすがすがしいものでした。一生懸命な姿はかっこいい。これは世界共通です。