Selamat siang!
初めまして。ブカシ県・SMAN 1 Cikarang Selatan(南チカラン第1国立高校)に派遣されている藤田渚です。
こちらでの生活も3ヶ月が経ちました。
私の高校は日本語パートナーズ(NP)を初めて受け入れる学校なので、今日までひたすら開拓の日々。
カウンターパート(CP)の先生側も全てが初めてなので、提案や要望を受ける機会が多く、自分の引き出しの数が物を言います。授業のタスクや文化紹介のヒントが見つかったときは、常にネタ帳に書き留めるようにしています。
空きコマや学校外での過ごし方も普段の授業に直結します。
授業以外の生徒の姿を知ると、ニーズも見えてきて授業の軸を作る参考になります。
出国前から掲げているモットーがあります。それは「作る教室活動」です。
日本とインドネシアの教育事情は大きく異なります。押し付けや受け身ではなく、いい意味でみんなを巻き込み、あくまでも全員で一緒に授業を作っていく。生徒たちの興味や意欲をどう引き出すか、常に頭のどこかで考えています。
そして自分自身ものづくりが好きなこともあって、それとも掛けています(笑)。
さて、生活では日本人1人の環境です。会話の感覚や感情表現を上手く共有できず、憤りを感じることは日常茶飯事。光があれば影があるように、旅行や短期滞在と違って目に付く部分も増えてきます。不満やストレスを避けて生活することも可能だと思いますが、私はそれらと真正面から向き合っていくことで見えてくるものが沢山あると思っています。
色々と経験する中、日本人特有の本音と建前や察する文化の壁を一旦忘れることにしました。すると一気に「インドネシア人と」ではなく「1人の人間と」仲がいい感覚に変わったのです。
また自分がインドネシアを知る姿勢を見せることで距離がぐっと縮まります。
とにかく何でもcoba(試す)します。
日本ではまだあまり知られていないインドネシアの洋服にも手を出し始めています。
振り返ると、濃い日々だなと感じます。