Kumain ka na?(ご飯たべましたか?)
“日本語パートナーズ”フィリピン5期の久保田信一です。
Kumain ka na? は、よく挨拶にも使われます。日本でも田舎だとご近所の方にお声がけいただくかもしれませんね。そんな感覚です。フィリピンの人は本当によく食べ、よく笑います。元気の源の鍵は、そこかもしれません。
私が赴任しているマニラ首都圏には、国際交流基金マニラ文化センターがあり、私を含めたマニラ首都圏派遣の日本語パートナーズ7名は、ここで2ヶ月に1回「おしゃべりサロン」を開催・担当しています。
「おしゃべりサロン」とは、日本や日本語に興味のある方々があつまって、テーマにそって話したり、文化体験アクテビティを通して日本のことを知ってもらう活動です。Nihongojin(日本語学習者)同士の輪を拡げてもらうコミュニティの場としても活用してもらっています。
私は普段、高校で活動しているので日本の中高生にあたる年齢の生徒と一緒に学習していますが、このおしゃべりサロンでは、社会に出ている年代の方と日本語で接することができます。
先日は「俳句」をテーマに開催しました。
テーマを俳句にしたのはいいものの、参加者は老若男女、日本語レベルも様々です。今週から日本語を勉強し始めたという方もいれば、漢字をスラスラ書ける方もいます。もしかしたら難しくて全然書けないかもしれない……と思いましたが、蓋を開けてみれば、素晴らしい作品の数々でした!
参加者の方と一緒にひとつひとつ悩みながら作ったり、はたまた湯水のごとくアイデアがあふれていてどれがいいか一緒に選んだり、一生懸命作った句の想いを聞かせて頂いたりと、改めて「俳句」の楽しさ・奥深さを教えて頂きました。次回も楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。