これは、生徒たちが「期末試験」を受けている写真です。
インドネシアのほとんどの高校は2学期制で、前期(7月~12月)、後期(1月~6月)となっています。私の通う高校は、12月前半に前期期末試験が7日間行われました。1時間目は12年生(3年生)、2時間目は11年生(2年生)、3時間目は10年生(1年生)です。
そして、テストにはスマートフォン(スマホ)を使います。 専用のアプリを使い、名前とパスワードを入力してテストが始まります。前回まではパソコンを使用していましたが、パソコンを持っていない生徒も多く、用意するのが大変だったそうです。そこで、スマホなら全員持っていることから、スマホを使ったテストに変更されました。
テストをこのようなシステムにすることで、採点が楽になり、先生の負担が圧倒的に減るようです。問題は選択式で、生徒は正解と思う番号を選んでいきます。テストが終了するとすぐ、テストの結果がわかり、生徒は点数を確認できます。テスト終了後、点数を言い合いしている姿をよく見うけました。
日本語パートナーズの私も、学校の先生と同じく、試験監督に加わりました。試験監督の先生には、軽食が配られ、ちょっとした楽しみになっています。
時々停電が起きて通信が途切れたり、電波が悪い時があったり、少しトラブルもありましたが無事にテストを終了することができました。
私が高校生の頃は、スマホはほとんど普及していない時代。時代の流れにとても驚きました。またインドネシア人は日本人よりも、機械の操作を難なく使いこなしている気がします。トラブルがあってもすぐ直す先生方に感動しました!
テスト期間は授業が無くなるため、生徒と触れ合う機会が格段に減ってしまい、とてもさみしい気持ちでいっぱいでした。テストが終わったので、生徒のみんなとどこか行きたいなぁと計画中です…!