みなさん、こんにちは!
台湾に派遣されてもうすぐ3か月。ようやく台湾での生活にも慣れてきたので、念願だった小籠包の作り方を習いに“日本語パートナーズ”台湾3期の仲間たちと料理教室に行ってきました。
今回私たちが伺った料理教室は台北にあり、教えてくださる先生は明るく元気で台湾の料理にとても詳しい方です。
教室に着いたらまず市場へ案内され、台湾で採れる野菜や果物など台湾の食材を自分の目で見ながら説明を受けます。
お肉屋さんでは、店先に解体されたままぶら下がっている生々しい豚の長い舌を見て仲間たちが微妙な反応をするなか、タン塩好きの私は1人だけ「おいしそう!」と言ってしまいました。恥ずかしい……。
市場から帰ったら調理開始です。
今回作るメニューは小籠包、きゅうりの和え物、牛肉麺。
牛肉麺はとても時間がかかるので具材を炒める工程にのみに参加し、きゅうりの和え物と小籠包を一から作ります。
きゅうりは叩いて割り、醤油ベースの調味液に漬け置きするので比較的簡単ですが、小籠包はあん(中身)に長葱や生姜の香味を付けたり、小籠包1つ1つの重さを量るなどその繊細で丁寧な調理工程に感動!
好きな食べ物を自分で作るって本当に楽しいですね!
薄い皮で小籠包のあん(中身)を包むのは本当に難しいのですが、初めてなのにとても上手な仲間がいて、みんなから小籠包職人への道を勧められていました(笑)。
台湾に来る前は毎日が慌ただしく、出汁をとるのも面倒で出汁の素を利用したり、時間があっても煮干しを水に漬けておくくらいしかしませんでした。
でも今回、台湾で料理を習ってみて、ひとつひとつ丁寧に作っていく、見た目だけではわからない台湾料理の奥深さを学びました。
日本に帰ったら、ぜひこの小籠包を日本のみなさんに伝えたいと思います。