北スラウェシ州マナドで活動中の大久保です。
美味しいものを食べることも、作ることも大好きな私にとって、海も山も近いマナドの豊かな食はとてもありがたく感じています。
それでも、やはり日本人の作る料理は珍しいようで、日本料理の文化紹介の授業は大人気!今回はその様子をお届けします。
今期はおにぎり、たこ焼き、どら焼きを作りました。
高価なものや手に入りにくいものは出来る限り避け、なるべく生徒が家でも作れるような材料を使うように意識して作っています。
例えば、おにぎりは梅干しが定番ですがなかなか手に入らないので、紹介だけして、マナド産のツナやカツオの缶詰でツナマヨを具にしました。
SMP(中学生)のみんなとおにぎりを作りました。とっても上手!
高価な海苔や、日本から持ってきたふりかけも文化紹介として用いました。すぐに用意出来るものを同時に紹介しています。
たこ焼きは、丸くするには流石に型が必要です。ですから、粉の量を変えたらフライパンで焼いてお好み焼きができるよ、という話もしました。
日本語クラブで作る予定が全校生徒で作ることに……!無事に美味しくできました
どら焼きは、あんこの反応がイマイチ……という事前情報があったこともあり、カスタードクリームとウビ(こちらのサツマイモのような芋)のクリームを家から自作していきました。鍋で簡単に作ることができます。
みんなとても丁寧に作ってくれました
どら焼きの皮はみんなでその場で焼きました。みんなとっても上手!
あっという間になくなるどら焼きたち
どら焼きを紹介したSMKN1 Manado(マナド第1国立専門高校)では、同時に料理上手のカウンターパートの先生が、マナド名物"ティヌトゥアン"(マナド風のおかゆ)の作り方を教えてくれました。化学調味料を使わないのが先生のこだわりだそうです。
料理上手なフェルマ先生からのレクチャー。今回は日本語パートナーズが手伝いに来てくれました!
時間配分や段取りなど反省も多くありますが、やはり美味しいものの周りには、笑顔がたくさん!
私がいる間しかできない事も勿論大切ですが、個人的には、自分が来たからこそでき、かつ私が帰った後もできることを1つでも増やして帰りたいなと思っているところです。
来学期ももっと沢山作りたいと思います!