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派遣されて2カ月。初めて先生と呼ばれました!

みなさんこんにちは。北スマトラ州メダン派遣の城野有哉です。9月に学校に始めて登校した日から生徒との距離が近いため、「じょーくん」「Yuya!」と友達のように呼ばれる毎日です。しかしそんな僕の学校で、先月初めて先生と呼ばれました。僕の学校は、メダン市にある普通高校のSMA BUDISATRYA(メダン・ブディサトゥリヤ高校)と商業系高校のSMK BUDISATRYA(メダン・ブディサトゥリヤ専門高校)というイスラム系私立高校2校です。メダンの中心街からは少し離れ、車で1時間ほどのところにあります。
 11月25日はインドネシアの“Hari Guru” “先生の日”。生徒が先生に日ごろの感謝を伝え、お祝いする日です。25日の先生方との職員旅行から始まり、30日のバティック(インドネシアの伝統的な染め布)作りまで5日間の大きなイベントでした。日本ではそのようなイベントがないので、とても楽しかったです。

先生の日のイベントの写真
先生の日のイベント
職員旅行での写真
職員旅行でTanjung Balaiという街へ行きました。

26日は朝から学校でのセレモニーに出席。上下、ネクタイ全て黒色の制服を着て、炎天下の中のセレモニーはとても暑かったです。セレモニーの途中で生徒の代表が先生1人1人に学校のバッジをつける儀式がありました。バッジをつけてもらった先生の名前が叫ばれる中、僕の番で生徒は「有哉先生!」と大きな声で叫んでくれました。派遣されて2カ月初めて「先生」と呼ばれた日でした。意外と照れますね(笑)。先生の日のイベントは、セレモニーの他に先生たちの運動会もありました。一番衝撃だったのは、うなぎのつかみ取りリレー。黒い制服のまま全力で挑む先生達にびっくりしました。

先生の制服を着た日本語パートナーズの写真
先生の制服は珍しく、黒一色で統一されています。
先生の日に生徒がプレゼントしてくれた服を着た日本語パートナーズの写真
この服は先生の日に生徒がプレゼントしてくれました。

イベント後に学校に行くと、少しだけ変わったことが……。生徒が「先生、おはよう」と声をかけてくれるようになりました。とても新鮮です。これまでの2カ月間クラス環境や生徒の事、自分の思い描く日本語パートナーズとしての活動ができないことに悩む事が多くありましたが、改めて新鮮な気持ちでこれからの活動に取り組もうと思いました。

授業を受ける生徒たちの写真
良く言えば元気、悪く言えば話を聞かない生徒が多いので授業も工夫が必要です。
Writer
インドネシア 北スマトラ州
城野 有哉さん

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