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折り返し期間に思うこと

初めまして、ボゴール派遣の花田美織と申します。ジャカルタから車で2時間程、のどかなボゴールでSMA Dwiwarna(ドゥイワルナ高校)とSMK Tarna terupadu2(タルナ・テルパドゥ2専門高校)の二校に派遣されています。

ドゥイワルナ高校の写真
ドゥイワルナ高校は全寮制でインドネシアでは珍しい生徒数の少ない学校です。インドネシアのいろいろな出身地の生徒が居てとてもおもしろいです。
タルナ・テルパドゥ専門高校の写真
“日本語パートナーズ”が初めて派遣されるタルナ・テルパドゥ専門高校はBorcess(ボルチェス)の愛称で周囲からも親しまれている、生徒数のとても多い学校で、専門高校をはじめ、敷地内に幼稚園から高校まですべてあります。生徒はいつも元気いっぱいです。

8月の半ばにインドネシアに来てから早4か月が経ち、私の任期も折り返しを迎えました。日々、忙しなく過ごしていましたが、12月に入って学期末試験も終わり、現在長期休暇中です。生徒に会う機会が減り寂しくて仕方ない今日この頃ですが、時間に余裕が出来、これまでの4か月や初心を振り返るとてもいい時間になっています。

先日、先生の案内で西ジャワの州都バンドゥンへ遊びに行きました。活動中はジャカルタとボゴール内しか行っておらず、初めて違う街へ行き新たな発見がたくさんありました。バンドゥンは州都なのでとても栄えていますが、周囲には自然が多く、街にはたくさんの若者がいます。ファッションや教育も有名で、遊びや自然、文化も楽しめるとても美しく大きな街です。

コンビニのおにぎりの朝ごはんの写真
ドゥイワルナ高校のエフィ先生とコンビニのおにぎりの朝ごはん。ボゴールにはコンビニにおにぎりは、ほぼありません……。嬉しくて写真を撮りました。
GEDUNG SATE(グドゥンサテ)の写真
バンドゥンのシンボル、GEDUNG SATE(グドゥンサテ)。オランダ統治時代からの歴史的建造物です。屋根の上の棒がSATE(インドネシアの焼鳥)に似ているのでこの名で呼ばれているそうです。
Saung Angklung Udjoの写真
Saung Angklung Udjoに行きました。アンクルンはインドネシアの竹製の打楽器です。実際に観客も演奏に参加出来て、とても楽しかったです。
大勢の人が踊るステージの様子の写真
Wayang(人形劇)やインドネシア各地の踊りも見ることが出来ます。ガムランの音色と、多様なインドネシアの文化を肌で感じ、知的好奇心が再燃しました。
スンダ人の人形の写真
お土産にスンダ人の人形を買いました。普段、特に意識していませんが、私が接している周囲の人々はほとんどがスンダ人です。スンダの文化に触れて、彼らのことを改めて少し学んだ一日でもありました。
近所の人の写真
インドネシアの人はとても優しいです。近所の人の優しさ、たくさんいるねこの姿にも日々癒されています。

この4か月間、とにかく目の前のことに日々一生懸命で、頭で考えることが多くなり、身体で感じることが少なくなっていたことに気づきました。せっかく広くて多様なインドネシアへ来たからには、いつもと違う場所に行ってみること、違うことをしてみること、更にここでいろいろなものやことに目を向けてみることも大切だと感じ、改めて、なぜ私はインドネシアに来たのか、なぜ来たかったのかという初心や情熱を思い出すことが出来ました。生徒や先生、学校の為にやりたい!という気持ちも大事ですが、これからは私がやりたい!気持ちも大切にしていきたいです。

たこ焼きを食べる生徒たちの写真1
たこ焼きを食べる生徒たちの写真2

生徒の頑張りや成長、笑顔が私のパワーの1番の源です。

真っ白な制服の写真
イスラムでは金曜日は聖なる日です。真っ白な制服はなんだかこちらも心が洗われるような気持ちになります。みんなが真っ白なのは壮観で美しいなあといつも思います。

インプットの多かった4か月から、リフレッシュ期間を経て初心を思いだし、本来の私を取り戻したように思います。ここからは、私を通してもっと日本や日本人のことをアウトプットしていきたいです。残り約3か月、さらに楽しく充実した日々を過ごしたい!と再びパワーが漲り始めた12月です。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
花田 美織さん

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