Maayong Hapon!(ビサヤ語でこんにちは)
フィリピン5期の大崎朗と申します。現在大学を休学し、日本語パートナーズとしてセブ島にあるブアノイ・ナショナル高校に派遣されています。
突然ですが、日本語パートナーズとして一番喜びを感じる瞬間はいつだと思いますか?僕なりの答えは後程。
派遣中の主な活動として
(1) 日本語授業のアシスタントや日本文化紹介
(2)赴任先の文化や言語理解
が挙げられると思います。
ですが特に(1)に不安を感じる方は多いのではないでしょうか。僕のように特に日本語教育経験も知識もない方はそうでしょう。
結論から言いますと、なんとかなります。経験のある現地の先生方、ノリの良い生徒たち、他のNP(日本語パートナーズ)のアイデアに助けられ、ここまで5か月ほど乗り切ることが出来たのではないかと思います。
そこで、僕が重視したのは(2)です。
僕の派遣先は比較的田舎で大きな施設など当然なく町内では出かけるところが限られますが、そのかわりに町の方の行事に誘ってもらえるようになります。
先日のクリスマスイブには、現地のCP(カウンターパート)の先生のご自宅にお呼ばれし、親戚一同が集うパーティーに参加させていただきました。おいしい料理をたくさんいただいた後は、ミサに参列。表題はここに繋がっています。もちろん初めての経験です。
さて冒頭の質問の答え、考えていただけましたか?
僕の答えは「日本語であいさつされるとき」です。
それも校内ではなく、学校から離れた場所の道で、です。小さな子どもから大人まで、よく日本語であいさつしてくれます。「Akiせんせい!こんにちは!」と僕の名前を添えて。
彼らがどうして僕の名前を、日本語のあいさつを知っているのかはわかりませんが、僕と関わった誰かから聞いたのかなと想像すると、ここに来た目的・役割を体現できているのかなと嬉しくなりますね。