みなさん、こんにちは。西スマトラにあるブキティンギとアガムという町の学校に派遣されている池野 晃江と申します。今回は1月13日に行われた西スマトラの日本語の文化祭について紹介します!
日本の高校の文化祭とは違い、西スマトラの文化祭では日本に関係する9つのコンテストを行いました。スピーチ・朗読・ミニドラマ・アニメ・ポスターデザイン・おりがみ・アコースティックライブ・かな・フォトグラフィーです。このほかに日本語パートナーズ(NP)は浴衣の着付けの体験ブースを開きました。
ブキティンギのNPはお客様を迎えるための西スマトラの伝統的な儀式(Tari pasambahan・タリ パサンバハン)を披露しました。(この儀式はCarano・チャラノという葉っぱの入った物を持ちながら歩き、お客様にその葉っぱを食べてもらい、ブキティンギのNPの間をお客様が歩いて文化祭の会場へ入っていくというものです。)
文化祭には総勢、西スマトラの25校の学校が参加し、多くの生徒がコンテストに出場しました。
私はおりがみとアコースティックライブの審査員をしました。おりがみでは文化祭のためのInstagram@origami_sumaterabを作り、生徒たちはそのアカウントを見ながら練習します。1回戦目は3分間で鶴を折り、7分間でInstagramにある自由課題の中から時間内に折れるだけ折ってもらいます。2回戦と3回戦は初めて見るおりがみを作り方の紙を見ながら折ってもらいます。
おりがみのコンテスト中
アコースティックライブでは、日本の歌10 曲(前もって選んでおいた男性ボーカル5曲・女性ボーカル5曲)の中から好きな歌を選んでコンテスト当日に歌ってもらいます。 全部で17つのグループが参加し、お客さんも教室からはみ出るぐらい人が集まっていました。生徒たちは練習の成果を出そうと、一生懸命頑張っていて、とても感動しました。
文化祭は前日から当日の夜まで準備や片付け等で、とても大変でしたが、多くの生徒と先生たちと会うことが出来、私にとって楽しい思い出に残る文化祭になりました。