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学校を超えて

Selamat siang! (こんにちは!)インドネシア西スマトラのブキティンギというところで活動している大上千智と申します。今回は色々な学校との交流について書きたいと思います。
私は派遣前に日本の高校と何かしてみたいと思っていて、その一つが母校である愛媛県立松山東高校と年賀状を交換することでした。高校生の時の恩師に連絡をすると快く引き受けてくださり、一人一人相手を決めて年賀状を書きました。私の書いたお手本の漢字を真似する生徒、絵が丁寧な生徒、自分の自己紹介が詳しい生徒、それぞれの生徒が思い思いの年賀状を書きました。返事はまだですが、1人の生徒が、インスタグラムを通じて日本の高校生とメッセージをしたよと報告しに来てくれた時はとても嬉しかったです。

年賀状を作っている様子の写真
年賀状を作っている様子。友達の年賀状と比べながら作っています。
日本とインドネシアの国旗が描かれた年賀状を持つ生徒の写真
日本の旗とインドネシアの旗は必須です!
年賀状の写真
多くの年賀状が集まりました。個性が出る年賀状たちです。

二つ目は愛媛県立上浮穴高校とのビデオ電話による交流です。こちらは私の先輩で、高校教員として働いている先生が声をかけてくださって実現したものです。時差が2時間なので、放課後のインドネシア時間2時半、日本時間4時半から学校の紹介、生徒同士の質問をしました。生徒たちは実際に日本の高校生と話す機会がないので、言っていることがわかる、話したことをわかってもらえることに感動していました。特に「日本に来たいですか?」、「インドネシアに来たいですか?」の質問が盛り上がっていました。

愛知県の高校とインドネシアの派遣先の高校とでビデオ電話をした時に撮影した写真
上浮穴高校とSMA Negri 3 Bukittinggi(ブキティンギ第3国立高校)の生徒たち。「雪がよく降ります」でブキティンギの生徒から歓声が上がりました!
ビデオ電話の前にとった質問内容の事前アンケートの写真
事前アンケートをして話すことを決めました。頑張って日本語で書いてくれています。

日本の高校との交流だけでなく、ブキティンギとアガムの高校間でも積極的に交流活動をしています。NP(日本語パートナーズ)の中で勝手に「合同日本語クラブ」と名付けて、生徒に自宅へ来てもらって文化紹介をしています。生徒たちの交流の場になるだけでなく、私たちNPの負担も減るのがポイントです(笑)。これまでに日本語能力試験の勉強会、茶道、たこ焼きの文化紹介をしました。NPとしての任期は残り1ヶ月弱ですが、生徒とともに色々な経験ができるように、ブキティンギでの日々を大切にしたいと思います。

お茶を点てる生徒の写真
お茶を点てる生徒を他の高校の生徒が見守っています。苦い、美味しい、飲みたくないなど感想は色々でした。
御茶菓子を作る生徒たちの写真
御茶菓子も自分たちで作ります。もち米をついて、大福にしました。
たこ焼きを作る生徒たちの写真
たこ焼きは作って食べて忙しそうです。中身はソーセージ、ソースはサンバル。インドネシアの味になります。
つまみ食いの写真
つまみ食いをしていたら写真を撮られていました……
茶道の後の集合写真
集合写真を撮るのが恒例です。茶道の後の集合写真。
たこ焼きの後の集合写真
たこ焼きの時は想定以上の生徒数でした!みんなたこ焼きは大好きです!
Writer
インドネシア 西スマトラ州
大上 千智さん

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