こんにちは。インドネシア10期、西スマトラ派遣の岩倉詩奈です
私はブキティンギという町に住んでいます。ブキティンギはjam gadang(ジャムガダン)という大きな時計台があることで有名です。
私がブキティンギに派遣された時からずっと工事中だったジャムガダンが2月16日についに完成しました。そのお祝いの式典で、私の学校の生徒が、tari indang(タリインダン)という西スマトラの伝統的な踊りをすると聞き、生徒と一緒に出場することにしました。
毎日練習をするのは大変でしたがダンスには、普段日本語を勉強していない12年生(高校3年生)もいたため、いつも話すことがあまりない生徒たちと距離を縮められるいい機会となりました。
当日の昼に大雨が降り、夜にあるオープニングセレモニーが開催されるのか不安でした。
しかし、一緒に日本語を教えている先生に、「インドネシア人は、イベントの雨、雨が降っていたら、雨が止まるようにお祈りするから雨は止みますよ」と、どこかの童話の話のようなことを言われ不安ながらに時を待っていたら、本当にオープニングセレモニーが始まる7時頃にはすっかり雨は止み、先生に「ね!止んだでしょ!」と言われ本当に驚きました。改めてお祈りの力はすごいと感じました。
セレモニーは7時頃から始まり、私たちは夜の10時頃に発表しまた。私たちは浴衣を着て踊りました。
舞台でダンスをした時、緊張もありましたが、踊っている時はとても楽しくて高校生の時の文化祭に戻ったような感覚でした。
このように座りながら踊ります
ジャムガダンは、東京で例えると、スカイツリーや東京タワーのような町のシンボルです。
そのオープニングセレモニーで踊れたというのは、私にとって忘れられない思い出となりました。また、生徒たちの青春の1ページに自分も入れたことがすごくうれしかったです。
生徒たちと日本語パートナーズ