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ざっくりご紹介!私の半年間 ~西スマトラ・ブキティンギ編~

赴任地ブキティンギは西スマトラ州の山間部にあります。日中も比較的涼しく、土日は観光客で賑わう小さな町です。私は公立の普通高校と私立の専門高校の2校に派遣されていました。

時計台と広場の写真
奥に見える時計台がブキティンギのランドマーク・ジャムガダン。手前は今年の2月に完成したばかりの広場です。

今回は活動を終えての振り返りも兼ねて、私の半年間の活動を月ごとにざっくり紹介したいと思います!

9月
20日に着任式を終え任地へ。
初登校。生徒からの止まない「先生、フォト!」、テーマパークの人気キャラクターになった気分。

みんなとの集合写真
集合写真を撮った後も一人一人とたくさん写真を撮りました。

10月
まずは生活に慣れる!アンコット(乗り合いバス)、市場での買い物、辛い食事。

市場の写真
野菜、果物、肉、卵は市場で買います。任地は山間部でしたがこの市場では海の魚も手に入りました。

11月
1月の西スマトラ文化祭の折り紙コンテストに向けてブキティンギの日本語パートナーズ(NP)で準備(1月の池野さんの投稿に文化祭の紹介があります)。
先生の日。生徒が先生に感謝を伝える日。朝からイベント盛りだくさん。

折り紙を折っている写真
コンテストの課題作品をNPが実際に折っている様子を動画に取って、コンテスト専用のインスタグラムアカウントに投稿。出場する生徒にはその動画を見て練習してもらいました。
先生の日のゲーム中の写真
先生の日は食べたり踊ったりゲームをしたりとイベントが盛りだくさんな一日。写真は4人一組で半分に割った竹を使ってボールをゴールまで運ぶゲームをしているところです。

12月
試験期間。授業がないのでカウンターパート(CP)と試験監督。
ブキティンギから車で2時間、パリアマンの専門高校で文化紹介。
休暇はスマトラ島を7日間で巡る。

大勢の生徒の前で文化紹介中の立野さんの写真
パリアマンの専門高校にて。船関係の勉強をしている生徒は将来日本に来ることがあるかもしれないということで、日本のお金やマナーについて紹介しました。

1月
2日から授業開始。CP2人が産休、代理の先生と授業。
福笑いを紹介、生徒みんなが笑って盛り上がる。
住居で文化紹介、合同日本語クラブ開始(2月の大上さんの投稿で紹介があります)。
久しぶりに会った生徒に「こんにちは」と言ったら「どういう意味?」と返ってきてショックを受ける。

福笑いに挑戦中の生徒の写真
見ている生徒たちが「上!」「下!」「右、右!」と指示を出すので、目を隠している生徒はその声に耳を傾けます。いろんな生徒から同時に飛んでくる指示と笑い声で福笑いの紹介中はどのクラスもいつも以上に賑やかでした。

2月
書道の紹介、生徒からの止まない「先生、半紙下さい!」
ジャムガダンの広場完成披露式典で生徒と伝統舞踊のタリ・インダンを踊る(3月の岩倉さんの投稿で紹介があります)。

書道作品を持った生徒たちの写真
初回の授業は2人しかいなかったクラス。書道の日はたくさんの生徒が参加してくれました!楽しそうに何枚も書いてたのが印象に残っています。
伝統舞踊の練習をする日本語パートナーズたちの写真
タリ・インダンの練習をするNP。

3月
最後の授業でさくらの切り紙。折って切って開くと花びらの形、生徒からは静かに「おー」と驚きの声。
最後の合同日本語クラブ、50人集まる。書道、浴衣、カレーライスの紹介。

自作のさくらの切り紙を撮る生徒たちの写真
自分のさくらができあがると、生徒は嬉しそうに写真を撮っていました。
生徒たちと日本語パートナーズたちの写真
最後の合同日本語クラブは5校の生徒が集まりました。写真はNPとよく参加してくれた生徒たち。

この半年間はここに書き切れないたくさんの出会いがありました。おかげさまで様々な経験をすることができました。最後に支えてくださった全ての人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました!

ブキティンギ派遣の日本語パートナーズとの写真
半年間たくさん助けてもらったブキティンギのNPと。感謝でいっぱいです。
Writer
インドネシア 西スマトラ州
立野 薫さん

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