日本が「平成」から「令和」へと新しい時代の幕開けをしたあの日、成長発表展のパフォーマンス部門で選択日本語クラスの生徒たちと日本文化関連クイズ大会を行いました。この活動の大きな目的は「日本文化に触れてもらうこと」と「少しでも日本語を使うこと」の2つです。クイズは「浴衣」「花見、団子」「元号」から3択クイズを5問出題し、ランダムに1つ選んで答えを日本語で答えてもらうというものでした。
事前の問題に関連するポスター作りから始まり、当日はクイズの景品として150本以上の御手洗団子作りと大忙しでした。どのくらいの人が来てくれるだろうかと不安に思っていましたが、実際には長蛇の列ができるほど人が集まり、大盛況となりました。
接客側の生徒ももちろん日本語を使います!呼び込みの「いらっしゃいませ」、回答に応じて「せいかい」「ざんねん」、団子を渡すときには「どうぞ」とそれぞれ役割に応じて日本語を割り当てました。
割り当てはしたものの、知らず知らずに中国語に変換されてしまうだろうと思っていた私ですが、最後まで一生懸命日本語を使って接客する彼らの姿に成長を感じることができました。