みなさん、はじめまして!タイ7期の植田絢子です。
タイに来て一ヶ月半が経ちました。私にとって初めてのタイ生活は、想像していた以上に日々たくさんの発見と驚きがあります。今日はその1つ、タイの制服文化についてご紹介したいと思います。
日本の多くの中高に制服があるように、タイの中高にも制服があります。私の赴任校の制服は、白いシャツに黒い半ズボン(男子)か紺のスカート(女子)です。髪の長い女の子は、中学生は三つ編みの二つ結び、高校生は三つ編みの一つ結びと、髪型も決まっています。
でも毎日同じ格好で学校に来るとも限りません。体育がある日、日本では体操着を持って来て、学校で着替えますよね。タイでは、生徒たちは朝から体操着を着て登校します。他にも、スカウト・赤十字活動がある毎週木曜日や、ロードー(高校生向けの軍隊の訓練)がある毎週水曜日、対象の生徒はそのための制服を着て登校しています。日本と違って、学校にロッカーがないからかもしれません。
しかし、面白いのはこれだけではありません。実はタイでは、先生方にも制服があります。私の学校では、月曜日に公務員の制服、火曜日に学校の制服、水曜日は体操服、木曜日はスカウト・赤十字活動の制服と、毎日服が決められています。また、1年に数回、特別な行事のために真っ白な公務員の制服を着ることもあります。
タイの制服文化、どうですか?好きな服が着られない窮屈さもあるかもしれませんが、着る服が変わると学校の雰囲気もがらっと変わるし、制服を着るだけでみなさん格好良く見えるので、私は毎日生徒や先生がどんな制服を着てくるか、とても楽しみに観察しています。もちろん、学校によって制服の柄や決まりが違うので、タイにいる間に色々な学校を見学できればと思っています。