こんにちは。ペナン州のSMK(P)St. Georgeに派遣されている庄村夢です。今回は、1年生の日本語クラスで、6月におにぎりを作ったときの様子を紹介したいと思います。
事前授業でおにぎりと材料を紹介したところ、さすが食べることが大好きなマレーシア人生徒たち、日本の「食べ物」というだけで、テンションが上がっていました。みんなが歓声を上げる中、生徒たちをグループに分け、道具や材料を指示して、おにぎり作りの日を迎えました。
今回は生徒たちに楽しい・おいしいと思って欲しかったので、好きな形、好きな具で作ってもらうことにしました。決まりごとは、日本のお米を使うこと、何か具を入れること、です。まず私がひとつおにぎりを作って見せて、あとは各自で自由に作ってもらいました。
具は、チキンソーセージやツナマヨ、カレー味のチキンなど、マレーシア風です。海苔も、日本の海苔以外に、韓国海苔やトウガラシ味付きのタイの海苔など様々でしたが、今回はおにぎりに巻くだけなので、問題なしです。きれいな三角の形にこだわる子がいたり、サイズ違いのおにぎりをたくさん作ったりする子がいて、面白かったです。また、事前の授業で日本のキャラ弁の写真を見せてあったので、みんな自由に海苔やチーズ、ソーセージを切って、デコレーションしていました。
作った後は、たくさんのおにぎりを並べて、「これはおとうさんです」「おかあさんです」と、家族の言い方を復習しました。一番きれいな形のおにぎりを指して「これはわたしです。きれいです」と言っている子もいました。
おにぎりは簡単で失敗が少なく、中身に自分の好きなものを入れて作ることができる(自分の好きな味になる)ので、満足度が高いようです。みんな、「私が作ったおにぎりは、日本食レストランのよりおいしいよ!」と大好評でした。