こんにちは!
今月は他の日本語パートナーズの仲間が派遣されている学校に行く機会がありました。
同じ「タイの学校」ですが、学校の雰囲気、活動、授業は多様です。
とくに、見学先の朝礼に参加することで、自分の学校が持つ特徴に気づきました。
そこで今回は、私が毎日参加している学校の朝礼を紹介します。
私が派遣されている学校は「ウタイウィッタヤーコム」という学校です。全校生徒数は、M1からM6(日本の中学1年生から高校3年生)を合わせて約2000人です。
朝礼は8時から始まります。それまでに、生徒と常勤の先生は校内にある顔認証システムで出席を登録します。
開始20分前には、少しずつ生徒が朝礼台の前に集まってきます。校内放送でもうすぐ朝礼が始まることが知らされ、1分前に時報の音がします。
8時になると国歌が流れます。この時、直立不動でいなければなりません。
国歌が終わると、担任の先生方が生徒を整列させます。
(すでに生徒は綺麗に並んでいることが多いです。)
担任の先生は欠席の生徒をざっと確認します。
(顔認証システムで登録した出席は、先生のスマートフォンで確認できます。なんて便利!)
その間に、国旗と校旗を掲揚する準備を生徒たちが行います。
タイでは、日本の学校より(少なからず私の経験上ですが)生徒たちが主体的に学校運営に携わっているように感じます。
準備が整うと、全校生徒による国歌斉唱とともに、国旗を掲揚します。
次に校歌を斉唱し、校旗を掲揚します。
その後、床に座ってお経を唱えます。
先に代表の生徒が一文を読み上げ、あとに全校生徒が続きます。
お経を唱え終わると、やわらかなオルゴールの音楽と共に、瞑想が始まります。
約3分間の瞑想で、私も気分がリセットされます。
ここまでおよそ20分。その後に先生の話や、様々なイベント、各クラスのホームルームがあります。
毎日「今日は何があるのかな」とわくわくする、ウタイウィッタヤーコムの朝礼です。