みなさんはじめまして。タイ、バンコク県に派遣されている五十川小百合です。
バンコクとは言っても、私の暮らしているところはバンコクの中心からは少し離れたところ。緑も多く、私はこの都会のような田舎のような雰囲気が、とても気に入っています。
私の住んでいる所の魅力は、今度まとめてたくさん紹介したいと思います。
そして今回は、時期が遅れてしまいましたが、タイに来る前から楽しみにしていたイベント「先生の日」について紹介したいと思います。
先生の日は6月に行われました。タイ語では「ワーイクルー」といい、先生に日頃の感謝を伝えます。
その際に生徒たちは先生のためにお花や葉っぱを使って飾りを作成します。
先生の日当日。私も生徒から果物やお花をもらいました。
式では生徒たちは先生の前で頭を深く下げて感謝を伝え、先生たちは生徒へ向けて言葉をかけてあげます。日本にはないこのイベント、そして日本では見られない、頭を深く下げて感謝を伝える姿や、お花の飾りなど、そのどれもが新鮮でとても貴重な経験をさせていただきました。
そして何よりこのイベントで一番印象的だったのは、卒業生でした。
「先生の日」が行われてから約1週間くらいの間、卒業生がお花をもって先生方に会いに来ていました。先生の日は再会のきっかけにもぴったりです。
卒業してからも変わらない先生と生徒の関係は本当に素敵です。
卒業生を見ていて私も今までお世話になった、たくさんの先生方に久しぶりに会いたいなぁという気持ちになりました。
日本にはない先生の日ですが、来年は友達を誘って、お世話になった先生たちに会いに行こうと思います。そして「先生の日」という素敵な日があることを友達や先生に伝えたいと思います。