「日本語パートナーズ(NP)」ってどんな生活をしているのだろう。今回は私の暮らすタイの南部のナコンの暮らしを紹介します。バンコクから飛行機で南へ1時間の町です。いわゆる「田舎」です。同じNPでも赴任地によって生活は非常に異なると聞いています。ここナコンにきて、旅行では味わえない「本当の」「日常の」「楽しい」タイの生活を送っています。
ベンジャマラチュティット高校(ベンジャマ校)では毎朝7時45分に屋外で朝礼があります。毎朝国旗を掲揚し、国歌斉唱。生徒も歩いていた先生もみなが動きを止め、国旗に目を向け国歌を歌います。学校にはたくさん犬がいて朝礼にもやってきます。
学校にはソンテウというバスで通っています。バス停はなく、どこでも乗り降りできます。満員のソンテウで生徒と一緒に登校します。運転手の急ブレーキや急発進は当たり前、ギュウギュウ詰めの窮屈なバスですが、生徒とおしゃべりできる楽しい時間。ソンテウからののどかな眺めは「私はタイにいるんだなぁ」と実感するものです。生徒たちは、徒歩、車での送迎、バイクなどで通学しています。
タイは外食文化で有名です。学食はフードコートのようで、ご飯類や麺類を中心にタイ料理を堪能できます。フルーツや、デザートスタンドもあります。1食25バーツ(約80円)。昼は職員室で先生方の持ち寄りで食べることもしばしば。ここでは水道の水を飲むことはほとんどなく、学校ブランドの水が売っています。通称「BMウォーター」赤はスクールカラーです。4バーツ(約15 円)です。
ここナコンでは多くの飲食店がタイ語のメニューのみ、写真があることも少ないです。ほとんどの料理がテイクアウトできます。テイクアウト方法が日本とはだいぶ異なります。ビニール袋、紙、葉っぱなどもあります。テイクアウトもワクワクなナコンの生活です。