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インドネシアスタイルの修学旅行に同行して

インドネシア、バリのデンパサールの高校に派遣されている床波千秋です。

9月22日から26日までの4泊5日、12年生(高校3年生)の修学旅行に同行させていただきました。ジョグジャカルタ方面へ、なんとホテルは1泊、後の3泊はバス車中泊。これがふつうの〝インドネシアスタイルの修学旅行〟と聞いて、まずびっくり。ちょっと過酷な旅でしたが、生徒や先生とも親しくなり、先生や生徒の温かさを感じる旅になりました。

まず、バリ島から船でジャワ島へ。船が結構揺れて乗船時間も長くなり、船を降りてからの昼食会場では体調の悪い生徒もいました。先生たちみんなで介抱し、生徒も声をかけて、みんなでその生徒の回復を待ちます。スケジュールを優先することなく、旅はゆっくりです。

昼食会場の様子の写真
ほとんどの食事がビュッフェ形式。ほかの学校の団体もいて、それぞれに準備されていました。同じところにマンディの施設もありました。
プールの様子の写真
ホテルのプールで楽しむ生徒たち。
屋台での記念写真
マリオボロの屋台で具入りの生姜湯、おいしかったです。
生徒たちとの記念写真
プランバナン寺院で生徒たちと。
農園で撮影した写真
リンゴが大好きなCP(カウンターパート)のモニ先生と。マランの農園で。

最初の目的地のヒンドゥー教寺院に着いたのは午後9時ごろ。ビュッフェ形式の食事をしてから、その一帯にある宿でマンディ(水浴び)をしてお寺にお参り。そのままバスに乗り込み車中泊。翌日はマランでリンゴ狩りや遊園地を楽しんで車中泊、その翌日は世界遺産のボロブドゥール遺跡や博物館をめぐり、ジョグジャカルタのホテルに到着。
ホテルでは、プールで生徒の監視をしたり、夕食のお弁当を配ったり、少し〝先生〟らしいことも。夕食後の自由時間はみんなおしゃれをして繁華街のマリオボロに繰り出して行きました。私も先生方とマリオボロへ。道を歩くとき、危ないからと前後をガードして歩いてくださったり、名物の屋台でおいしいものを食べさせてくださったり。おかげでにぎやかな夜のマリオボロを満喫できました。翌日はクラトン宮殿やプランバナン寺院などを見て最後のバス泊。バス泊前の買い物で、レジで言われた金額を考えていると、「せんせい、2(ドゥア),2(ドゥア),0(コソン),0(コソン),0(コソン)」と生徒。買い物のときよく助けてもらいました。ほかにもいろんな場面で先生や生徒の優しさや温かさを感じました。それは、〝インドネシアスタイルの修学旅行〟だったからこそかもしれません。感謝の気持ちでいっぱいです。

Writer
インドネシア バリ州
床波 千秋さん

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