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「イマ」と「ミライ」

インドシアには多くの宗教があり、その中でもイスラム教の信者が多いです。

ですが、ここトモホンのマジョリティーはキリスト教です。ここではインドネシアのイメージにあるヒジャブ(頭部を覆う布)を身に着けている人はあまり見かけません。

そして、トモホンには日本人の子孫がたくさんいるため、親近感のわく顔立ちの人が多いです。

生徒たちと撮影した集合写真

トモホンに来て、2か月。今感じていることがあります。

例えば、お店に入り注文してもメニューの半分以上がないといわれることがあります。

もともとないのか、品切れかは未だに不明です……。

大きいスーパーでも品切れの商品がたくさんあります。

スーパーの文房具売り場の写真

またアンコット(小型乗り合いバス)に乗った際も、現地の人は手前側から座っていくので、狭い通路を「プルミシー(すみません)」といって、後ろに座ることが日常茶飯事です。

そして、アンコットやクリーニング店では、釣銭をあまり用意しておらず、キリの良い金額じゃないとおつりをくれないこともあります。ほかの人から集金したお金があるような気もするのです……。

学校でも、基本的に授業が始まる鐘がなってから準備をします。(授業の間の休み時間はなく、前の授業が終わった時間と次の授業が始まる時間は一緒ですが、前の授業がない時でも基本的に鐘の前に準備はしません)

アンコットの車内の写真

日本では、お店で商品を品切れにしないことだったり、お釣りを出せるように予備のお金を持っておくことだったり、並んでいる人のことを考えて後ろから座ったり、授業の前に準備することだったりと、「みらい」にフォーカスし、人に迷惑をかけないようにすることが普通になっていました。

でもここは「いま」にフォーカスしています。

こういった驚きの連続ですが、反対に今まで自分が気にかけていたことが小さく思えたり、やはり日本人って凄いなと感じたり、でもやっぱりインドネシア人のその平然とした態度に助けられたりもします。

あと約5か月、ショックを受けつつ面白がっていきたいです

インドネシアの住宅街の写真
Writer
インドネシア 北スラウェシ州
浅原 歩さん

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