みなさん、こんにちは!インドネシアに派遣されている豊嶋晶子です。
現在2つの高校で活動中ですが、そのうち1つはイスラム系の学校です。私もジルバブ(イスラム教徒の女性が頭を包む布)を被って、学校へ行っています。
派遣される前は「イスラム系の学校ってどんなところだろう?少しお堅い雰囲気なのかな?」と思っていました。
初登校日。職員室で朝の会議が行われました。インドネシア語で行われているので内容は分かりませんが、先生方は真剣に聞いておられます。思わず背筋が伸びました。
その後先生1人ずつに挨拶した時は、みなさん笑顔で迎えてくださり、ほっとしたのを覚えています。
そして、いざ活動が始まってみると、「お堅い雰囲気」はどこへやら。冗談好きの、楽しい先生方でした。例えば、なぜかドラえもんというあだ名の副校長先生。ご本人も冗談がお好きですが、他の先生方にもよくからかわれています。
デンジャー(危険)というあだ名の、女性の先生2人組。この先生方がいらっしゃると職員室が明るくなります。
また、生徒たちへ茶道や浴衣、書道などを紹介しようと準備していると、「店を開くの?」「それは何?」と、まず先生方が興味を示してくださいます。
こんな風に興味を示していただけると、この学校に派遣されてよかったなと思います。
そして、冗談を言いつつも、私が困らないようにさりげなく気配りして下さる先生方。
そんなギャップもまた、先生方の魅力です。