こんにちは!東ジャワ州シドアルジョに派遣されております、西村愛です。北海道出身の私はシドアルジョの暑さにはまだ慣れませんが、生徒からもらったうちわ片手に元気に活動しています。
先日、私の派遣先高校の12年生(高校3年生)と、私が日本で通う大学の学生とで、Zoomアプリを使いライブ交流会を行いました。「日本の大学について知りたい」というこちらの高校生と、日本で日本語教育を学ぶ学生の初めての交流でした。
当日の交流会がスムーズにいくように、事前にお互いが聞きたい質問や役割を考えました。日頃私がお世話になっている大学の先生を通して日本の学生にも準備をしてもらいました。
前日に何度も練習をして、いよいよ当日です!
まずは日本の大学生からの質問タイムです。最初の質問は、「あい先生はどんな人ですか」です。
生徒は、「あい先生は、やさしくて、面白くて、かわいい人です。」と答えてくれました。みんな、たくさん褒めてくれてありがとう。(笑)
その後も「趣味はなんですか」「インドネシアは今、何の季節ですか」など習った日本語での質問に、みんな自信満々に答えます。
そしていよいよこちらの生徒からの質問タイムです。「大学で何を勉強していますか」「どうしたら日本語が上手になりますか」など質問しました。
30分間という限られた時間でしたが、生徒は日本の大学生との交流を楽しんでくれたようです。
この交流会を通して私が1番嬉しかったのは、生徒がインドネシア語の通訳なしでほとんどの日本語を理解できていたことです。きっと生徒の自信につながったと思います。
これは、生徒が真剣に耳を傾け理解しようとしたこと、そして日本の学生がやさしい日本語を使ったこと、お互いが歩み寄ったからこそ実現できたことだと感じます。
私自身も残された派遣期間、インドネシアの方々と愛を持って接し、歩み寄ることで、お互いに充実した時間を過ごせるよう交流をさらに深めていきます。