こんにちは!この原稿を書いている今は12月上旬。日本にいたら、忘年会、年賀状、大掃除、お正月の準備などが気になる時期かもしれません。こたつや毛布を出しているお宅も少なくないでしょう。
でも、ここスラバヤは連日の最高気温が35度前後。暑い日が続いています。
そのせいか、「そろそろ今年も終わりだな」という実感が全然ありません。
今更ながら、日本では季節の移り変わりで時の流れを感じていたんだなと、思います。
ではインドネシアには季節はないのでしょうか?いえいえ、そんことはありません。乾季と雨季があります。
スラバヤでは11月の頭に雨が降りました。突然の激しい雨に、慌ててレインコートを着る人、雨宿りする人。みるみるうちに大きくなる水たまり。はしゃぐ子供。その後、数回雨が降りました。
そして11月の中頃。街のあちこちで、この花を見かけるようになりました。
タベブヤ、タベブイヤと呼ばれる花で、スラバヤのシンボルです。何人かの先生が「桜に似てるでしょう?」と教えてくれました。確かに、ぽってりとしたところや色合いが八重桜のようにも見えます。
残念ながら、今はもう散ってしまいました。短い間だけ見られるようです。
そして、街はクリスマスモード。イスラム教徒が多いこの国で、こんなにクリスマスの飾り付けをするのが、ちょっと意外に思えます。
あるショッピングモールでは、人工降雪機を使った雪遊びのコーナーや、アイススケートのリンクもできていました。この国の人たちに、雪はどのように見えるのでしょうか。