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年賀状作成を通じて考えたこと

こんにちは!
日本では寒さが厳しくなってくるこの時期、ノンタブリーも朝晩は涼しくなってきました。20℃~30℃ぐらいなので、私にとっては快適なのですが、生徒達は「寒い寒い」とジャージやトレーナーなどを着込んで過ごしています。

さて、日本はもうすぐお正月ですね!そこで、先日福岡県にある知人の高校にご協力いただき、年賀状のやりとりを計画しました。
派遣先であるワットケーマー校の高校1年生と2年生に年賀状を書いてもらい、日本の高校へ送ります。届いたら、日本の高校の生徒が、返事を書いてくれる流れです。

日本の高校に年賀状を届けると伝えたところ、みんな一生懸命書いてくれました。
年賀状には、「自分の住所と名前を書きます」と紹介しましたが、出来上がった年賀状を見てみると、たくさんの生徒が自発的にインスタグラムなどのIDも書いていました。
今更ながら、そこで「みんな日本の高校生と友達になりたかったのか!」と気付きました。

日本語専攻の生徒達は、日本のファッションやマンガ・アニメなどが好きで、本当に良く知っています。
インターネットなどで、不特定多数に向けられた日本の情報をキャッチする機会は多いのですが、お互いの「顔が見える」交流をする機会は、今までほとんどありませんでした。
生徒達は興味があるもの、好きな物に対しては本当に一生懸命取り組みます。
同一人物?!と思うほど、違う面を見せてくれます。
今回、いつもは教室の後ろの方にいる授業に消極的な生徒も、とても気合を入れて描いてくれました。

年賀状のねずみのイラストを描く生徒たちの写真
綺麗に色が塗られた年賀状の写真
日本語で年賀状を書く生徒たちの写真
みんな一生懸命書いてくれました

 

年賀状の写真1
年賀状の写真2
年賀状の写真3
年賀状の写真4
年賀状の写真5
どれも力作ぞろいです

パートナーズとして活動する中で、「生徒に対して私ができることは何だろう?」といつも自問自答していましたが、今回の年賀状作成を通じてそのヒントが見つけられた気がしました。
そして、この年賀状のやりとりをきっかけに、ワットケーマー校の生徒と日本の高校生との「顔が見える」交流が始まればうれしいです。

生徒たちの集合写真1
生徒たちの集合写真2
作った年賀状を手に集合写真。良いお年を!
学校案内資料の画像
ワットケーマー校の学校案内も作り、交流先へ届けました!
Writer
タイ ノンタブリー
椛島 三保子さん

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