今年も残すところわずかとなりました。毎年12月、京都の清水寺で「今年の漢字」が発表されますよね。今回はタイの高校生が考えた「今年の漢字」について紹介したいと思います。
M6(高校3年生)のクラスでは、書道体験を行った後に、日本で行われている今年の漢字について紹介し、グループごとに分かれ漢字一文字を考えてもらいました。
それぞれのチームで考えた漢字を墨で清書してもらい、いちばん良いと思う作品を選んで貼ってもらいます。
全てのチームの作品が出そろい、いよいよなぜその漢字を選んだのかを順番に発表し投票します。
気になる結果は……
大好きな家。大好きな家族。今、家で家族と過ごす時間は幸せで大切です。
たしかに高校を卒業して、親元を離れる学生も多いですもんね。
タイで出会った方々は家族をとても大切にしている人が多いような気がします。
3年間、タイ人の先生、日本から来てくれた日本人の先生(NP)と、一緒に日本語を勉強することができた。日本語も日本の文化もとても好きになることができて幸せです。と言い切ってくれました。とても嬉しいですよね。
ナーン川とヨム川がピチット県内で合流しチャオプラヤー川となります。なので内陸のピチット県でも多くの魚をとることができるのです。私たちも魚料理が好きだから!とのことでした。
高校生の間では、嬉しいことや悔しいこと、悲しいことがありたくさん泣きます。でもたくさん泣いていいです。泣いても、また立って頑張ることができます。
タイの高校生が、そんな視点からこの漢字をみることができるんだと感心しました。
私は、この発表を通しタイの高校生からいろんな視点や感性を学ばせてもらった気がします。
あなたにとっての『今年の漢字』はなんですか?