みなさんこんにちは。ジャカルタの西の街、タンゲランに派遣されている難波志帆です。日本はとても寒いのでしょうね。こちらは毎日30度を超える暑さです。今回は、日々汗だくで行っている日本語の授業について紹介させていただきます。
授業は、インドネシア人のCP(日本語の先生)とアシスタントの私(NP)の2人で、TT(チームティーチング)で行います。TTについては、派遣前研修でしっかり勉強してきたつもりでしたが、実際は想像していたものと異なり、非常に難しいなと感じています。
私の学校では、授業前にCPの先生と打ち合わせをすることがほとんどありません。これは、こちらの方ののんびりとした性格や、私の派遣先が複数かつクラス数も多く、スケジュールをCPの先生に把握してもらうのが難しい、といった理由からではないかと考えています。そのため、授業ではうまく連携ができないこともあります。NPの私がいるにも関わらず、CPが日本語の発音や板書を全て1人で行ってしまったり、文化紹介の際には、私はまだ伝えたいことがあるのにCPの先生がインドネシア語で次に進めてしまったり。また細かいことですが、CPと声がかぶったり、ただ教室をうろうろしたり立っているだけになってしまったり、巡回中に生徒から授業に関係のないことで話しかけられて少し困ったりということも。日々いろいろなことがあります。
すでに約4か月TTをしていますが、いまだに良い授業ができたと思うことはありません。私は学生時代も社会人になってからも、日本語や教育などの分野に全く携わったことがなく、自分の中で正解や理想像を持つことができていないから特にそのように思うのかもしれません。なので私は、生徒が楽しそうにしてくれたり、積極的に授業に参加してくれることを目標に、CPの先生の動きを見たり、CPの先生や生徒との会話を増やすようにしたりと、日々試行錯誤しています。TTは難しいですが、かわいい生徒に会える授業は毎日とても楽しいです!!