私の暮らす宜蘭は台湾の中でも雨の多い地域です。普段の移動は徒歩か自転車のため、徒歩用のレインコート(上下に分かれているもの)と自転車用のレインコート(足首まである長いもの)を現地で購入しました。
雨に濡れると体力が奪われ、風邪を引くことも少なくありません。今のところ、日本から持参した市販の風邪薬がよく効いているので、現地の病院に行った経験はありません。
しかし、このままではいつか風邪をこじらせると思い、風邪予防を兼ねて体力づくりに取り組んでいます。雨が多い天候を変えることはできないので、自分の体力づくりも兼ねて、学内で先生たちとヨガやウェイトトレーニングをしています。
ヨガは日本でも行っていましたが、お昼休みに週1回、体育館で開かれるヨガのレッスンに参加しています。リラックスを目的としてヨガではないため、ヨガに参加した日の夜はぐっすり眠れます。
そして、ウェイトトレーニングは台湾に来てから初めて挑戦しています。放課後に週2回、コーチの指導の下、先生たちとトレーニングに励んでいます。トレーニングをしながら、数字のカウントを日本語で教えたり、中国語を教えてもらったりと、とても楽しい時間です。ちなみに中国語で筋肉痛は「肌肉痛」だと教えてもらいました。トレーニングの翌日には、必ず発する単語です。
体力づくりを目的に参加し始めましたが、普段はなかなか会わない先生たちと出会える場にもなっています。そこで話すようになった先生たちが、教師交流会にも来てくれるようになりました。
雨が降ると気持ちが沈みそうになることもありますが、「雨が降る分、空気がきれいだから!」とポジティブに捉える先生方に囲まれて、毎日愉快に過ごしています。そして、珍しく晴天の日には、つい嬉しくて写真を撮ってしまいます。