Selamat pagi!おはようございます!バトゥに派遣されている伊藤ゆりです。
バトゥは山にある小さな町で、インドネシアの避暑地として有名な観光地です。昼間は30度近くまで気温が上がりますが、夜は真冬用のパジャマが欠かせないほど冷え込むので体調管理には気を配ってきました。が、あっけなく寒暖差にやられ、風邪をひきました……。今回はその時の話を紹介したいと思います。
授業中に体調を崩した私、お世話になったのは学校の保健室、UKSです。
担ぎ込まれた私はここで仮眠をとり、熱を測ると37.3度。微熱です。日本の保健室は静かで用のある人しかいないのが当たり前でしたが、インドネシアでは大違い!私を心配してくれた優しい先生方が順々に訪れ、私の横で話に花を咲かせていました。
賑やかな先生方の声で目を覚ますと、私を待っていたのは大盛りのSoto ayam(鶏肉とキャベツとごはんが入ったスープ)!
実は、インドネシアには体調を崩した際「食べて治す」という習慣があります。食事は体にとっていいことで、それは体調不良のときも例外ではないそうです。とても何かを口にする元気はなかったのですが、先生方を心配させたくなかったのもあり、きちんと完食しました。美味しかったけどきつかったぁ~。
UKSには怪我や病気の生徒がやってきたときのために、たくさんの薬や医療器具が用意されています。日本人には見慣れない薬がたくさんあり、一つひとつ「これは何ですか?」とワクワクしながら聞いてしまいました。
先生や生徒にたくさん心配をかけてしまいましたが、風邪をひいて先生方のあたたかさや優しさを再認識しました。わざわざ家までお見舞いに来てくれた先生や生徒もいました。インドネシア式風邪の治し方も体験できたことですし、これからは健康第一に頑張っていきたいと思います。先生、いつもありがとう!!