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“らしくない”を武器に

みなさんはじめまして!インドネシアはスマトラ島のランプン州バンダルランプンに派遣されている毛利匡秀です。インドネシアに派遣されている同期の皆さんは帰国までのカウントダウンも始まり、いろんな感情が渦巻いている時期ではないでしょうか?

私は日本語パートナーズ(NP)の活動以外に個人的な目標がありました。それは、“自分の特技を通して生徒、地域と関わること”です。
NPといえば、特技も日本風のものなんだろうと思われがちですが、私の特技は水泳です。らしくないですよね。派遣前からも、スポーツ枠だね、水泳が身近な環境だといいね。と冗談交じりにみんなと研修していましたが、派遣校であるバンダルランプン第6専門高校(SMKN6BandarLampung)はなんと海と縁のある学科。派遣先が決まった時は運命を感じました!!

現地の男子生徒たちの写真
派遣校の制服はまるで海兵隊!

生徒も私が泳げることを知ると、今度泳ぎに行こう!泳ぎ方を教えて!とすぐに打ち解けることができました。また、他のNPが派遣されている派遣校でも水泳のできる日本人がいるぞということで話が広まり、なんと地域の大会に参加させてもらいました。

透き通ったきれいな海に入って集合写真
海にて。水泳クラブのほとんどは日本語授業のない生徒たち。
水泳大会で競泳する毛利さんの写真
地域の大会!ゲスト参加ながらちゃっかり1位でした。

また地域スイミングクラブのコーチからも「時間があったらうちのクラブにも顔を出してね」と声をかけてもらったり、1人でプールに行っても見本になってほしいと頼まれることも。生徒や先生の眼は真剣そのもの。私のつたないインドネシア語を一生懸命理解してくれます。

プールサイドで撮影した子供たちとの記念写真
プールに行くとAda Masa!!(まさがいる!)と話しかけてきてくれます。
プールで撮影した子供たちとの記念写真
今日はバタフライを見せて!次は……とリクエストが絶えません!

休憩時間や練習の後には日本についての質問もあり、季節はいくつあるの?雪は降るの?忍者はどこに住んでいるの?と興味津々。質問に答えるとさらに質問が!その時改めてきっかけは何でもいいんだと思いました。ランプンには泳ぐのが速い日本人がいた、それで日本に興味を持ったんだ。なんていわれるNPは少なくともインドネシアに派遣された同期の中では僕だけです。そんな“らしくない”特技を活かしつつ残りのNPとしての期間、駆け抜けていきます!

Writer
インドネシア ランプン州
毛利 匡秀さん

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