サバイディー!(こんにちは!)
ラオスに派遣中の安田です。
ラオスに派遣されて5ヶ月が経ち、いろいろなことをここラオスで学びました。
今日は、その中でも日本の皆さんに一番知ってもらいたいことを紹介します。
ある日の朝、外を見ると生徒が正門から列をなしていることに気づきました。
正門から入った生徒が列に沿って向かった先には、生徒会のような風貌の生徒たちが全員のバッグを開けて持ち物検査をしています。
多くの生徒がスマートフォンや化粧品を没収されていました。
またある日の朝は、
遅刻をした生徒が、先生から頭のサイドの毛をハサミで刈られているではありませんか!
これには厳しい校則で中高時代を過ごした私もびっくりしました。
そして、月に一度は理容師さんが学校に来て、
校内散髪大会が開催されます。
このように、派遣先のノンボン校は特に校則が厳しい学校です。
ただ、私個人としては、こんなにも厳しい校則にも関わらず、生徒たちはとてものびのび学校生活を送っているように見えます。
それは、「ここまでやったら怒られる」「じゃあここまではやっても怒られないかな?」といったギリギリのラインを楽しんでいるからだと思いました。
(トラ刈りの頭も「やられちゃった〜えへへ」という感じでした笑)
日本の学校では最近「校則をなくそう」という動きが増えていますが、自由には責任が付きまといます。それを学ばないと「自由=なんでもやっていい」と勘違いするのではないかと不安になります。
ラオスの学校の校則は、日本と比べたら厳しすぎる気もしますが、それがラオス人の「特別悪いことはしない」という国民性の一部を養っている気もしました。
「どちらが良くてどちらが悪い」というのではなく、お互いが「へーそうなんだ」という部分から学ぶことって多いなぁと気づいた……というお話でした。