みなさん、こんにちは!私の派遣期間も残り僅かとなり、最近は、生徒との時間をより貴重に感じています。
私の派遣校は、2年前に日本語の科目が設置されたばかりの学校で、日本語パートナーズは、私が2人目です。生徒たちは、日本語パートナーズ以外の日本人と交流した経験がほとんどありません。ですから、以前、生徒に「日本人の友達がほしいです。」と言われたことがありました。その言葉を聞き、私は、自分が高校生のとき、オーストラリアからの留学生と友達になり、友達と話したいという気持ちから、英語の学習意欲が高まったことを思い出しました。
そこで、直接交流することはできなくても、派遣校の生徒が日本の高校生と交流できる機会を作りたいと思い、年賀状の交換を計画しました。この年賀状交換は、私の母校である目白研心高校の先生方、生徒さんのご尽力のおかげで実現することができました。
11月初旬、高校1年生と高校2年生の生徒に日本の高校生と年賀状を交換することを伝え、交換する相手の高校生の写真を見せました。その時の、生徒たちの目の輝きは忘れないくらいです。
それから、12月初旬に年賀状を作成しました。色とりどりの絵と日本語で一言添えて。また、宛名も日本語で丁寧に書けていました。中には、SNSのIDを書く生徒まで。
12月中旬に派遣地から年賀状を郵送しました。郵送してから、1週間も経たないうちから、「先生、年賀状は来ましたか。」と毎日のように聞いてくる生徒もいる程、みんな、楽しみにしていました。
そして、2月初旬に、日本から素敵な年賀状が届きました。自分宛の年賀状を見つけ、喜び、はしゃぐ生徒の姿、笑顔に私もとても嬉しくなりました。
この日本の高校生との繋がりが、生徒たちの日本への興味、日本語学習のモチベーションに繋がったら良いなと思います。
目白研心高校の皆様、本当にありがとうございました。