今回は、少し前に私の派遣先校で初めて開催された日本文化フェスティバルについて投稿させていただきます。
開催されたのは、今年度より私たち日本語パートナーズを受け入れてくださっている新規校のPhan Đình Giót中学。
まず驚いたのが、開催を知らされたのが、約2週間前!ということ。
ベトナムでは突然授業が休講になるなど、様々なことが急に決まることがありますが、こんな行事に関しても直前に決まることがあるようで、非常に驚きました。何よりも、「生徒と何をするか?」を決めて、「生徒と準備をしなければいけない」私と組んで授業を行っているいるカウンターパート(CP)の先生が、「まいった!」ご様子でした(ベトナムの日本語教師は基本的に複数の学校を担当されており、開催当時、先生はほかの学校でも日本文化フェスティバルの準備を行っていたようで、本当にお疲れのご様子でした)。
生徒が実際披露することになったのは、歌やダンス、浴衣ショーとのことで、準備時間も短かったため、私はただ茫然とベトナム語が飛び交う中、準備を行う生徒を見守ることしかできませんでした…。
準備時間があまりにも短かったので、不安な気持ちと共に当日学校に行ってみると、きちんと準備できている学校の様子に感動!
開催場所が校庭でしたので、すでに生徒がぎゅうぎゅうに座っていました。
舞台の反対側には、書道コーナーや金魚すくいコーナー、日本の食べ物コーナーなどがあり、ちょっとした縁日のようでした。
舞台上でのあいさつと共にフェスティバルがスタートし、生徒が生き生きと舞台で頑張っている姿を見て、2週間でよくここまでがんばって完成させたな~と思いました。
日本では、このような異文化に触れるような行事が学校で大々的に行われることは滅多にないので、日本でもこのような行事を行う機会が増えればいいのになぁ、と、少しベトナムの学校から学ばせていただいた一日でした。