ホーチミン派遣の篠原優子です。新型コロナウイルスの影響により、3月末に避難一時帰国しました。派遣先校の生徒や先生方、お世話になったアパートのスタッフのみなさん、ホーチミンの友人たちとの突然の別れは非常に残念で悲しいものでした。一時帰国中の今、ホーチミンでの生活を振り返り、改めてすばらしい出会いに感謝しています。私の派遣先4校の思い出をみなさんにもご紹介したいと思います。
レホンフォン高校は、ベトナムトップクラスの高校で、生徒の優秀さ、日本語能力の高さにはいつも驚かされました。勉学のみならず、クラブ活動も盛んな学校で、生徒は学校行事などのイベントにも全力で打ち込んでいます。
チュンヴォン高校は、ホーチミン市の中でも優秀な高校で、スポーツも盛んです。生徒は明るく活発です。文化紹介をする機会に恵まれ、生徒たちとのたくさんの思い出ができました。
ベトナムオーストラリアインターナショナルスクールでは、6年生(中学1年生)の1クラスを担当しましたが、高校の授業が多かった私にとっては、まだ幼い生徒たちの無邪気さが一際印象に残っています。日本のゲームが大好きでいつも大変な盛り上がりでした。
そして、ハイバーチュン中学は、新たに派遣先となった学校で、数回しか授業に参加できずに一時帰国となりましたが、日本語や日本文化に興味津々の生徒たちの元気な笑顔がとても印象的でした。
最後に、大変お世話になった派遣先校の先生方。いつも私を気遣ってくださり、ベトナムについていろいろ教えてくださいました。与えるものより与えられるもののほうが多かった先生方との出会いは、この先もずっと忘れられないものになるでしょう。